家にメルセデスE220dがやってきた。

メルセデス・ベンツEクラスステーションワゴンの修理費や維持費など所有してわかったことを掲載していきます。

中古ベンツを買う時に失敗しない裏技

裏技というとちょっと大げさですけど輸入車を中古で買うのは勇気がいりますよね。

 

1番安心なのはヤナセ、シュテルンなどのディーラー認定中古車ですけど料金は相場よりまあ高めですよ。でも点検なども完璧に行なっていてトラブルもほぼないんじゃないかな。年式が新しいのばかり扱っているというのもあるけど。

 

街の中古車屋で購入すると相場よりも安いんだけど保証の面でかなり劣ります。ギャンブルとまで言う人もいますからね。これは国産車でも同じことが言えるわけで。それでもカーセンサーとか見てても走行無制限で3か月とかあります。

 

保証の話はまた今度にしてそもそも購入時の整備点検って何をしているのだろうか。現状渡しではなく整備後に引き渡しがほとんど。その方が安心なのは安心なのですがどこまで整備してくれるのか。ブレーキパッドの減り具合とか簡単な整備でかなりのお金が掛かっているんじゃないのか?というように私のような車の素人から言わせてもらうと整備代金に利益上乗せ疑惑すらあるわけですよ。

 

今回の話はその整備についての話になります。もちろん全部品を新品に取り替えるという現実味のない話しではありません。

 

相場より安いものにはそれなりの理由がありますからね。安く購入したはいいけど修理が必要な故障で結局高くついたなんてことも多々ある中古車の購入。

 

ベンツなどの輸入車は洒落にならないですから絶対に避けなければなりません。ちなみに法定整備付きというのは車検に通るレベルの整備しか行われないということ。車検の一ヶ月前に購入した車なら直すところ無しで税金のみでいけるという感じでしょうか。

 

この法定整備について車屋に聞くと車屋によって言うことが違ったりするし濁す部分もある。うちはしっかりここも見て直すけど他はやってるかわからないね。というように最低限車検が通るレベルの整備から交換が必要そうなのは交換するというところ。わかりやすく言えばオイル漏れがあったとしてこのままでは当然車検に通らない。部品を交換せずに取り敢えず添加剤の漏れ止めを入れてやり過ごすみたいなものだ。誤解を招かないように言っておくけど多くの中古販売店はしっかりやってくれている。でも素人目にはそのありがたみが伝わりにくかったりするもんだ。

 

そしてベンツを購入する時にどうすれば最悪の事態を避けられるのか。

 

年式にもよるけど古すぎなければよっぽどいけると思うんですよ。私の場合は2年落ちのベンツで試しました。

 

まず中古車販売店で欲しいベンツを見つける。

 

不具合は無いのか質問する。

 

整備してから引き渡しなので大丈夫ですよ。3ヶ月は保証ありますし。的な説明を受ける。

 

ディーラーにてテスターを掛けてもらって出た不具合を直してもらえるか聞く。

 

直してもらえるなら買います宣言。

 

テスターでの診断には6000円くらい掛かるが自費で出すしか無いがこれで認定中古車並みのレベルで購入出来る。並のという意味は部品交換においてディーラーは純正を使うが個人レベルでは社外品であることがほとんど。社外品による不具合までのリスク管理は難しくだからといってすべて純正で交換出来るのは金持ちくらいだ。

 

中古車販売店に純正品で対応してもらえますか?と交渉するのはいいけど間違いなく断られるだろう。

 

またパーツが下手っていたり怪しいものにはディーラーでのテスターチェックもいい顔をしないだろう。最初の駆け引きでお店の信頼度がある程度試される。中古車販売店も利益追及企業なので致し方ないのだが売ったら終わりのようなところは避けるべきである。

 

例えばバッテリーは消耗品で保証の対象外である場合がほとんど。しかしアイドリングストップ搭載車の場合はバッテリーが弱まっていればチェックでエラーが返ってくる。購入時からアイドリングストップが使えないというのはその機能は故障しているのと同じ。バッテリー交換すれば使えるようになりますよと言うかもしれないげどバッテリーが原因でない可能性もあるためそこをはっきりさせておく必要がある。

 

となるとバッテリー交換もしくは充電するしかない。弱まっているバッテリーは充電させても50%までしか回復しなかったりする。この場合はアイドリングストップは機能しないため強制的にバッテリー交換まで持って行けたりする。

 

ああだこうだ言いすぎるとめんどくさい客になってしまうのであくまで紳士的な態度でお互いが歩み寄りの姿勢を示して落とし所を見つけるのが最善だと思われる。